非常に優れたシステムベットとなるモンテカルロ法ですが、いくつかの注意点が存在しています。
モンテカルロ法の概要とともに説明していきましょう。
モンテカルロ法の具体的手法について
モンテカルロ法はシステムベットの一種であり、数列を計算することでベット額を割り出します。
初心者へ向けて簡単に解説していきます。
まずメモとペンを用意して、数列「1・2・3」を書き込んでください。
そして両端の数字を足すことでベット額を算出することになるのです。
この場合でしたら、1プラス3で4が初回のベット額ということになります。
初回の勝負で勝てばよいのですが、負けてしまった場合には数列を増やして次のベット額を考えてください。
増やす数字は先ほどのベット額であり、数列は「1・2・3・4」となります。
両端の数字を足せばよいので1プラス4で5が2回目のベット額です。
このあとも同様の作業を繰り返してください。
それでは勝ちを収めた場合を考えてみましょう。
数列が「1・2・3・4・5・6・7」となっているときに勝ちを収めた場合に、2倍配当なら両端一つずつ、3倍配当なら両端二つずつ消し込みます。
今回は2倍配当ゲームで考えてみましょう。
この場合であれば1と7を消し込むこととなり、残った数列の両端を足せば次のベット額を算出することができます。
残った数列は「2・3・4・5・6」ですから2と6をプラスして8が次のベット額です。
これらを繰り返していき、消し込む数字がなくなったり計算できる数字がなくなったらワンサイクルの終了となります。
モンテカルロ法のメリット
モンテカルロ法はゲームが進行しても、急激にベット額がアップすることはありません。
そのため少ない資金から始めやすいシステムベットとなるでしょう。
また3倍配当のゲームで威力を発揮する点が評価されています。
システムベットの代表格とされているマーチンゲール法は、2倍配当のゲームでなければ使えませんから、両方に活用できるモンテカルロ法は応用範囲が広いことになるのです。
モンテカルロ法のデメリット
ベット額を決定するために数列を計算しなければなりません。
初心者が頭の中で考えることは難しいです。
また計算に気を取られて、ギャンブルの流れや波を見落としてしまう危険性があります。
システムベットが重要となることは間違いないのですが、勝負の大局観も大切となるのです。
ときどき計算から離れて場の雰囲気を確認してください。
また、正確に計算をするためにはメモとペンが必要です。
リアルカジノにはあまり向いていない手法かもしれません。