オンラインカジノの勝算

ブラックジャックの知る人ぞ知るマル秘テクニック

ブラックジャックは、ただカードを引き続けて、手持ちのカードの合計が「21」になるのを、ひたすら待ち続けるだけのゲームではありません。
基本的なルールはとてもシンプルで、ディーラーがとる行動もあるルールに縛られているなかで、いかにして勝つかを考えるゲームです。
今回は、ブラックジャックを楽しむにあたって、プレイヤーが打つことのできる戦略について話していくのですが、あえて王道ではない、マイナーな手について、詳しく紹介します。

まずは王道2つのおさらい「スプリット」「ダブルダウン」

まずは王道2つのおさらい「スプリット」「ダブルダウン」

まずは、簡単におさらいです。
ブラックジャックのルールを学ぶにあたって初めに学ぶ戦略オプションの2つ、「ダブルダウン」と「スプリット」について。

スプリット(Split)
ディーラーから2枚のカードが配られたときに使う、最初に賭けた掛け金と同額を賭けることによって、手札を2つに分けてプレイできるようにするオプションです。
いつでも使えるわけでなく、2枚の手持ちのカードの数字が一緒だった場合にのみ実行可能です。
良い手の時は、より勝てる確率を高くして(「A」の時が代表的)、弱い手札の時は、2枚の手札に分け、もう一度チャンスを待つ(「8」の時が代表的)という戦略です。

ダブルダウン(Double Down)
カードが2枚配られた段階で選択できるオプションで、「今の賭け金を2倍にし、あと1回だけ必ずヒットした状態で勝負する」というものです。
勝てば2倍、負けても2倍の大勝負です。

今回この2つは、あまりにも有名なので、サラッと流しておきます。
今回の本題は次の2つです。

インシュランス(Insurance)とイーブンマネー(Even Money)

インシュランス(Insurance)とイーブンマネー(Even Money)

実はブラックジャックにはまだ他にもオプションがあるのです。
それが「インシュランス」と「イーブンマネー」です。
聞いたことはありますか?
しかし、この2つのオプションは、実行するとプレイヤー側が確率的に自ら「損」する可能性が高い手で、あまり紹介されることもなく、またゲーム中に使っている方が少ないのも事実です。

ですが、今回はせっかくなので、万が一、この2つを使えばもしかすれば…という局面があり得ない訳ではないので、損はないと思います。
ぜひご覧ください。
ギャンブルが全て確率通りに行ってしまえば、それはもはやギャンブルではないですし。

インシュランス(Insurance)
一つ目は、「インシュランス」。
意味は、「保険」です。
ディーラーが「ブラックジャック」になった場合、プレイヤーは、負ける確率が圧倒的に高いので、「保険をかけて、自分の賭け金を守る」というオプション。
テーブルの全プレイヤーに2枚ずつカードが配られ、ディーラーにもカードが2枚、そして1枚目のオープンカードが「A」だった場合、ディーラーはブラックジャックが成立している可能性が高いです。
デッキの中の全カードのうち、「10」とカウントするカードの割合が最も大きく、場に伏せているカードが「10」の確実は、高いと推測できます。
この時、ディーラーは参加プレイヤー全員に、「インシュランスはするか?」確認します。
もし、あなたがインシュランスを行使すると、当初のベット額の半分を「保険料」として、新たに払うことになります。

例えば、20ドル賭けていたとして、その場合、半分の10ドルを追加で支払います。
全プレイヤーのインシュランス意思確認後、ディーラーは、プレイヤーには見えない状態のまま、伏せているカードを確認します。
そこで、ブラックジャックが成立していた場合、もともとの掛け金は没収されますが、インシュランスに賭けていた10ドルが倍の20ドルで返ってき、保険料として賭けていた10ドルも戻ってきます。
結局、プラスマイナスゼロの損失なし、ゲーム前の状態に戻ことが出来るのです。

一方、ディーラーのブラックジャックが成立していなかった場合、保険料の10ドルはまず没収。
そして、そのままゲームを続けます。
つまり、この保険料、掛け金の半額は「掛け捨て」ということです。
もしそのままのゲームにも負けてしまうと、二重の損失を被ることになるのです。

ユニークなオプションだし、うまくいけば絶体絶命な状況をうまく切り出すこともできますが、「確率的には絶対に損をする」ものなので、慎重に判断してください。

インシュランス(Insurance)とイーブンマネー(Even Money)

イーブンマネー(Even Money)
イーブンマネーは、基本的にインシュランスと同じ戦略です。
しかし、唯一の違いは、プレイヤーの2枚のカードですでに、「ブラックジャックが成立」しているということです。

せっかくブラックジャックが成立したにも関わらず、ディーラーもブラックジャックを引いてしまうと、「引き分け」になり、掛け金がそのまま手元に返ってきます。
しかし、ここで「イーブンマネー」を使うと、ディーラーがブラックジャックを成立させていようがいまいが、プレイヤーが確実に1倍の配当を得ることができるのです。

イーブンマネーを使い、確実に1倍の配当を確定させるか?
ディーラーがブラックジャックではないと踏んで、イーブンマネーを使わず、1.5倍の報酬を狙いに行くか。
というオプションになっています。

具体例とともにみてみましょう。
20ドル賭けている勝負、イーブンマネーを選択するには、半分の10ドルを保険料として支払います。
もし、ディーラーにブラックジャックが成立していた場合、勝負自体は「引き分け」で、当初の賭け金の20ドルは返ってきますが、賭けた保険料とその1倍の保険金合せて20ドルが手に入り、合計20ドルのプラス収支になります。

一方、ディーラーにブラックジャックが成立していなかった場合、賭けた保険料は没収されマイナス10ドル。
しかし、ゲームには自分のブラックジャックが成立し、賭け金の1.5倍の払い戻しでプラス50ドル手に入り、元の掛け金20ドルと、保険料の10ドルを差し引いて、結局20ドルのプラス収支です。

少しでも参考にして頂ければ幸いです。

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。