この20年くらいの間にインターネットが大きく普及してきました。
スマホあれば、自分の知りたい情報をすぐに手に入れることができます。
このような環境の中でオンラインカジノも進化し続けていており、日本からでもギャンブルに参加してプレイを楽しむ人が増えてきています。
特にカジノ法案が取り沙汰されてからというもの、さらに注目度が高まっています。
海外でも、日本以上にオンラインカジノが流行っていおり、歴史的なギャンブルの習慣が高いヨーロッパだけでも、なんと3,000万人~4,000万人以上の人達が楽しんでいると言われています。
オンラインカジノとは?
オンラインカジノは、インターネットを利用してオンラインで賭けることができるカジノです。
ラスベガスのような海外にあるカジノのようにお金を賭けることができますので、普通のネットやソーシャルゲームとは異なり、れっきとしたギャンブルです。
勝つことができればオッズに基づき配当金が還元されます。
オンラインカジノは合法なギャンブル?
ここで心配なことは、法的な見解がどうなっているかということです。
オンラインカジノは、法的にはグレーゾーン的な位置付けにあります。
日本国内では原則賭博行為が禁じられており、競馬・競輪・宝くじなどの公営ギャンブルに限定されています。
公営ギャンブルではないギャンブルとしてはパチンコやスロットがありますが、これらの遊戯は景品交換を介して、違法賭博にあたらないものとして扱われています。
しかし、オンラインカジノは法律で具体的に規制することが記載されていないために、違法ではないかとの見解があります。
その一方では、オンラインカジノの運営者が海外のカジノ合法国政府が発行するライセンスを取得して合法的な立場で運営していることや、専用サーバーが海外に設置されていることから、賭博罪の適用外にあるとの見解もあるのです。
海外のカジノでギャンブルに参加しても、賭博罪にならないことと同じです。
過去、日本国内においてオンラインカジノで検挙された事例は、カジノの胴元が日本国内で運営しているケースや、日本人専用のテーブルが用意される等、明確に日本人対象のサービスがあるオンラインカジノで参加したプレイヤーに限っていました。
直近では、2016年にオンラインカジノのプレイヤーが略式起訴後に裁判での闘争を試みようとしたのですが、検察側が不起訴処分にしたことも記憶に新しいことです。
その結果、日本でのオンラインカジノでのプレイは心配がなくなったわけです。
但し、法律でオンラインカジノの明記がない限り、オンラインカジノの合法性が認められているわけでもありません。
カジノカフェには注意
オンラインカジノの実情を知れば心配なくオンラインカジノに夢中になりそうですが、他にも気を付けた方がいいオンラインギャンブルがあります。
それは、カジノカフェのことです。
カジノカフェでは、海外に設置されている合法的なオンラインカジノを店舗のパソコンから参加させて、店内で換金もできるスタイルを取っています
オンラインカジノ自体は、海外の公的なライセンスを取得している優良なサイトなのですが、ベットやオッズ、配当金の換金を日本国内である店内でできるようになっています。
これが日本での違法的な賭博行為として、賭博罪に適用されてしまうわけです。
カジノカフェの仕組み
カジノカフェは、主にインターネットカフェで行われるケースが多くなっています。
店内では、お客さんがカフェ内のパソコンを利用してオンラインカジノに参加します。
店員に現金を支払って、ポイントに交換します。
いわゆる賭けるためのチップです。
そのレートは店舗で様々ですが、100円=1ポイント換算で交換されたり、1,000円単位もあります。
交換したポイントでインターネットから、オンラインカジノサイトにアクセスして、スロット・ブラックジャック・ バカラ・ポーカーなどのゲームに参加してベットしていきます。
賭けた結果、勝てばポイントが増えるので、後は現金に交換する仕組みとなっています。
実はこの形態が違法なのです。
店内での現金のやり取りが違法賭博
カジノカフェは現金でポイントを購入しますが、客が支払った現金で賭けた後の配当金をポイントで還元した後に、また換金します。
これは、日本国内で現金のやりとりが伴った賭博に当たり、違法的なギャンブルが成立するのです。
もし、ポイントが店側から換金されなければ、ゲームセンターのような普通のゲームで遊んだこととなるだけで賭博罪は成立しないのですが、見落としがちな盲点なのです。
そのために、オンラインカジノを利用するのですが、決して近づかないことかです。
ブログやSNSでは、コメントタブー
このようにオンラインカジノで楽しむなら、普通に自分のパソコンやスマホでエントリーすることが無難なのですが、勝ったことやどのくらいの配当金をゲットしたとかを、ブログやSNSにコメントすることは、避けるべきです。
オンラインカジノは、完全な合法的なギャンブルではないので、いつ警察の介入があるか分かりません。
そのために、オンラインカジノを楽しむのは、静かにやることが暗黙の了解といえるでしょう。